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2019.5.12

SaaSとは?ASPとの違いは?それぞれの代表例も紹介!

SaaSとASPについて違いが分からない人は多いかもしれません。
明確に別なものと意識する機会は少ないです。
どちらもソフトをインストールなしに利用できるサービスとして認識しているでしょう。この考え方は基本的には間違っていませんが、違う部分もあるのです。ここではSaaSとASPの違いについて私の見解を解説して、それぞれの代表例も紹介していきます。

SaaSとASPの歴史的背景による違い

SaaSとASPは広まった時代が違います。1990年代後半にはアメリカでまずASPが広まっていきました。
現在ユーザーが利用しているオンラインサービスの前身であり、ソフトの使用料が安くなるなどの理由で中小企業に爆発的な人気が出るはずでした。
しかし、高速通信が実現していなかったこと、セキュリティに不安があったこと、他のアプリと連携して動かないことなどが原因で徐々に衰退しました。
その後SaaSが登場します。SaaSはASPの問題を改善してから登場したので、爆発的に広まったのです。

さらに追い風となったのが、高速通信の技術が進化したことです。SaaSでは、高速通信でしか実現できなかったことをユーザーに提供できました。
インターネット環境が変わったことで、二つの普及率に違いがあると考えられます。環境が整ったためにSaaSだけが広まり、ASPはそこまで広がらなかったのでしょう。条件が同じであれば、どちらも同様に広まった可能性はあります。

細かい違いはあるが本質的にはどちらも同じもの

ASPはインターネットを利用して、ソフトウェアをユーザーが使えるようにした事業者やサービスのことを指します。
SaaSはソフトウェアそのもののことです。

このように、二つを指す言葉は違うものですが、日本ではどちらも同じ意味で使われています。この二つが技術的に大きく違う点は、シングルテナントとマルチテナントを採用している点でしょう。

ASPが使っているシングルテナントはユーザーごとにサーバーを割り当てて、サービスを稼働させる方式です。この方法はユーザーごとにサーバーを割り当てるので、コストがかかります。

それがSaaSではマルチテナントとシングルテナントの両方を利用できます。マルチテナントはコンピュータリソースを極限まで抑えて、利用できるのです。
例えばサーバーを1人で使うよりも、複数人で使った方がコストは削減できます。多くのユーザーにASPよりも低コストで、サービスを提供できるようになりました。このようにSaaSとASPは技術的には違います。

しかし、実現したことを考えると、本質的には同じだと私には思えます。また、ASPは衰退しただけで、なくなったわけではありません。
SaaSの方が利用されている割合は高いですが、ASPもユーザーに利用されています。

SaaSとASP、それぞれの代表例

SaaSの代表例はgoogleのGmailを含むサービス、TwitterなどのSNS、blogサービスなどで、ほとんどのインターネット上のサービスはSaaSに分類されるでしょう。

ソフトをインストールせずに、一般の人が利用するものはSaaSの可能性が高いです。一般の人がソフトをインストールして利用することは少なくなっているので、知らない間にSaaSを使っている人は多いでしょう。

一方、ASPの代表例は勤怠管理システムの勤之助やグループウェアのサイボウズなどになります。これらのソフトは限られた人たちが、限られたインターネット空間で利用するソフトになっています。

そのため爆発的に利用者が増えるものではないです。本質的には同じものだと考えられていますが、使われている数には大きな違いがあります。

SaaSとASPの違いに関するまとめ

SaaSとASPは広まった時代が違います。ASPが1990年代後半に広がって衰退したあとに、SaaSが急速に広まりました。

ASPとSaaSは本質的には同じなのですが、技術的にはSaaSの方が高いです。ASPを改善したのがSaaSです。また、SaaSの代表例はgoogleのサービス、ASPの代表例はサイボウズでしょう。

このように技術的な違いはありますが、使い分けをしなくていも良いほど日本では同じ意味で使われています。

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